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2010/12/22   三重 運転免許返納を支援 フリーパス販売やバス運賃半額 

三重交通グループホールディングス(津市)と三岐鉄道(四日市市)は来年1月20日から、運転免許証を自主的に返納し、運転経歴証明書を取得した65歳以上の高齢者を対象とした新たな運賃割引制度を両社のバス路線で導入する。

運転に不安を感じながらも「生活の足」として返納をためらう高齢者が多いとみられ、県や交通事業者などでつくる県交通対策協議会が返納者の支援策の一環として検討し、両社が協力した。

 割引制度の対象路線は、三重交通グループホールディングスの5社の高速バスなどを除く全路線。販売窓口で証明書を提示した人に、6カ月(3万円)と1年間(5万円)の2種類の「セーフティーパス」と銘打ったフリーパス式の定期券を販売する。三岐鉄道では乗車時に経歴証明書を運転手に示すと運賃が半額になる。

 免許証の自主返納制度は1998年に始まり、2002年からは証明書の申請が県運転免許センターや警察署で可能になった。両社の割引制度を利用するには事前に証明書の発行を受ける必要がある。昨年、証明書を発行した高齢者は県内で19人だった。

 県によると、高齢者の運転する車やバイクが、交通事故で過失の大きい第一当事者になるケースが増加。00年は1193件(10・2%)だったが、09年には1777件(16・4%)になっている。

 三重交通は「バスをより身近で便利な交通機関として活用してほしい」と話している。

 (渡辺泰之)
中日新聞


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